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森と風のがっこうの実践を震災に活かす~自然エネルギーの活用~

地震から20日以上経ちましたが、いまだに落ち着かない感じです。

地震直後に48時間以上の停電になったのですが、それにも関わらず、森風では、煌々と明りが灯っていました。その時の様子は、「代表・吉成のときどき日記」(2011-3-15)でもアップしていましたが、今回は、写真も合わせてお伝えします。

エコキャビンの太陽光パネル
地震、直後すぐに停電。エコキャビンから、電気を職員室に引っ張ってきました。
エコキャビンでは、1枚130wの太陽光パネルが6枚設置してあって、そこで発電した電気がエコキャビンの室内のバッテリーに貯まっています。
その電気で照明と電話機の電源を入れました。
DSCF9446_1.jpg
↑LEDの照明を設置
太陽光パネル
↑子どもたちの教材用のパネルも活躍

森風で普段使っている蛇口から出る水は、井戸水で、電気を使ってポンプアップしているので、停電したときは、沢水を利用します。
お隣の幸助さんのお宅は、今も沢水を利用しています。そこで、お水をいただきながら、立ち話。どうも、停電が長引きそうだよと、声を掛けましたが、薪も水も食料も十分にあるので大丈夫とのこと。早く寝て、早く起きると。さすが、昔から自然と共に生きてきた人たちはとても強いです。
DSCF9447_1.jpg
↑森風の薪ストーブ。暖房も料理もこなします。


最初は、情報源はラジオだけだったのですが、そういえば、森風にはテレビも電気もあると気づき、テレビに電源を入れると何と映像が見られます!思わず感動。途中、町からの地デジ放送の配信が止ったため、アナログ放送に切り替えました。アナログ強し!

情報源として、ラジオ以外にも、電話回線は生きていたので、ダイアルアップでインターネットの情報を得ることができましたが、それでも多少の写真と文字情報が中心。テレビの情報量は全然違います。

せっかくテレビが映ったのだから、地区の人たちにも見てもらおうと、声を掛けて、お茶をしながら、森と風のがっこうの職員室に集まってテレビを見ました。大きな地震の後で、地区の方々は薪も水も食料も十分にあるので、生活にはそれほど困ることはないのですが、さすがにこれだけ大きな地震があると不安もあります。お互い顔を見ながら話すだけでもほっとします。


今回は、エコキャビンの太陽光の電源や子どもたちの教材用の90wの太陽光パネル、車掌車の風力と太陽光の電源を使って、48時間ちょっとに渡った停電中の電源をまかないました。地区の方にも安心してもらえる場も設けることができました。
この停電を通して、森と風のがっこうが地区の発電所になっていけば、より地区の方々には安心して過ごしてもらうことができると感じました。
パネルを各家に持って行くのは大変なので、森と風のがっこうで発電し、バッテリーに蓄電して、簡単に持ち運べるボックスに、照明やラジオなどをセットにして、停電時に貸し出しできるようになったらいいなと思いました。
照明一つあるだけで、だいぶ違います。地震後の停電の間、役場の方が町内を見回りしていて、森と風のがっこうだけが明るくって、うらやましかったと、いっていました。

今回の震災は、私たちのこれまでの生活を見直すとても良い機会になっていると思います。森と風のがっこうで実践してきた地域の自然エネルギーや資源、技・智恵を活かした地域にあった暮らし方の大切さを多くの人々に伝えていきたいと思います。
先日「森風子ども災害援助基金」を立ち上げましたが、長くかかる被災地の復興に、森と風のがっこうの実践を中長期的に役立てていきたいと思います。

また、全国の自然エネルギー推進に取り組む団体と一緒になって、被災地に自然エネルギーを導入していくプロジェクトがスタートします。その名も、「つながりぬくもりプロジェクト」。明日4月4日、記者発表があって、いよいよ本格的に動き始めますので、ぜひチェックしてみてください。(今後の最新情報は、環境エネルギー政策研究所のHP上にアップされるかと思います。)


きび(黍原 豊)
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森と風のがっこう(NPO法人岩手子ども環境研究所)

Author:森と風のがっこう(NPO法人岩手子ども環境研究所)
『森と風のがっこう』
標高700m、10世帯の集落にある廃校を再利用したエコスクール。
自然エネルギーやパーマカルチャーを取り入れ、身の丈にあった循環型の生活が体験できる場づくりを進めています。
NPO法人 岩手子ども環境研究所が運営しています。

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