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森の活用法、森だくさん

 森風夏の一大イベント、ESDサマースクールが無事に終了しました。入門コースと本格コースあわせて14日間。まさに怒涛の日々でした。7月16~18日には第2回森づくりワークショップも開催いたしました(そちらのレポートもおって書いていこうと思っています)。

 さて、夏のイベントプログラムを進めていくうえで「森」は重要なテーマとなりました。森づくりプロジェクトにより裏手の森が整備され、森風のフィールドは絶賛拡大中なのです。
 
 森づくりワークショップ、そしてサマースクールの入門コース本格コースの開催期間中も安孫自然塾の外久保蔦雄さん率いる林業プロフェッショナルチームによる整備が進められました。間伐と草刈りを経て立派な丸太の橋がかけられ、

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〈橋〉

 足場の悪い沢沿いには間伐した木をそのまま利用した遊歩道が!ボードウォーク!
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〈歩道〉

 サマースクール名物の森での一泊野宿体験には、今回整備されたカラマツ林を使用しました。蔦雄さんご指導のもと、間伐した木を利用して雨風を防ぐための寝床づくりを行います。しょせん小中学生の体験プログラム、なんて侮るなかれ。本物の林業の道具を利用し、本当の林業の作業を行っていくのです。

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〈皆で力を合わせ、間伐材を運び出せ!〉

 なかには蔦雄さんに手伝ってもらいながら、間伐材を利用した木工作品を展示する子も。すごい!森の展覧会場の完成だ!

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〈森の作品展、展示台もすべて間伐材〉

 そして完成した寝床で一泊。僕自身、整備に関わった森で一夜を過ごすのは初めての経験でした。いやー、朝の森の空気の気持ちよさは別格でしたね。野宿最高です。
 当初は森の中で寝ることに抵抗を覚える子も多く、当然何人かは夜中に起きて屋内の宿泊場所に戻ることになるだろうな、と予想していたのですが、目覚めてみれば森に抱かれて皆ぐっすりでした。

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〈早朝、みんなすやすや〉

 さらに予想だにしなかった森の活用法がカフェでした。これは女の子たちが自分たちでカフェを作りたい、と自主的に準備をすすめ完成したもの。寝床のブルーシートをとっぱらい、テーブルと椅子を並べて手作りジュース&クッキーでおもてなし。
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〈森の中のカフェ。味も雰囲気も抜群〉

 草を煙草に見立てて紫煙(?)をくゆらせ、ふんぞりかえる男子たちに「いつまでも居座ってんじゃないよ!」と女の子たちは啖呵を切ります。

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〈蜜に群がる野郎どもの図〉

 カフェというよりガールズバー、いやいや勇ましい女主人が経営する酒場といった風情です。非日常的な自然空間は、ひとを普段の自分とは違う何かに成りきらせてしまう効果があるのかもしれませんな。

 フィールドとしての森が整備され、遊びと学びの環境が整っていくのに呼応するかのように、子どもたちは自分なりの「大好き」を見出していきます。それもおとなが思いつきもしなかった自由な発想で、森の活用法を生み出していくのです。これにはちょっと圧倒されましたね。すごい。感動。いやぁ、ほんとこの森づくりに携わってよかったぁ。感慨もひとしおな僕でした。

峯松
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森と風のがっこう(NPO法人岩手子ども環境研究所)

Author:森と風のがっこう(NPO法人岩手子ども環境研究所)
『森と風のがっこう』
標高700m、10世帯の集落にある廃校を再利用したエコスクール。
自然エネルギーやパーマカルチャーを取り入れ、身の丈にあった循環型の生活が体験できる場づくりを進めています。
NPO法人 岩手子ども環境研究所が運営しています。

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