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第2回森づくりワークショップ ③ 2011年森づくりの旅

7月に開催された第2回森づくりワークショップでのヨキづくり。

どうです、個性的なヨキがこんなにできあがりましたよー!

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<間伐材からつくりました。形も大きさもひとそれぞれ>

参加者の皆さんはできあがったヨキをマサカリ担いだ金太郎よろしく担ぎ、森の中の自分が「ここ」と思った場所に立て掛けます。

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<ヨキを担いで森の中へ>

2日目の夜に「子育て講座」で吉成も話していましたが、保育士さんの研修で、森の中で自分が好きな場所を見つけ、その場で8分間目を閉じる、というプログラムが好評だったことがあります。森の中で自分が好きな場所を見つけ出し、ゆったりと流れる自然界の時間を感じ取る。あくせくした日々を過ごす我々現代人にとってはたいへん貴重な時間です。

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<大切な木の根もとにそっと立て掛けます。森を使わせてくれてありがとうございます>


3日目、最終日。この日は次回以降の森づくりにつなげるための、森のアートのデザインを行います。

最初に全員でカラマツ林に入り、「気づき」を意識して森の中で数分間、自由に過ごします。子どもの目線で森の中にどんな楽しみがあるか、遊びの余地があるか。川に石を投げたり、足まで水につかったり。枝木を振り回したり、寝転がって高いカラマツ林を見上げたり、木に腰かけたり。

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<枝振れば 水したたるなり 川の森>

石や枝木を拾い、つかみ、振り回したりなにかをたたいてみる、といった行為は、森に入った子どもたちが最初に始めることです。どんなえらい大人も皆、最初は石を投げて遊んでいたんです。

観ると必ず寝てしまう名作SF映画『2001年宇宙の旅』の冒頭、石を触ったサルが動物の骨を武器として使い始めるという有名なシーンを思い出します。道具を使い始めた瞬間が「人類の夜明け」。その手に取った道具を狩猟に使うこともあれば、人間同士の争いの道具に用いることもあったのでしょう。
う~む、一度この森で「サルから出直す」プログラムがあってもおもしろいかもしれませんね。

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<カラマツの丸太を叩くと違う音がする、と気づいてオブジェのアイデアが閃きました>

「気づき」を意識したうえで、校舎に戻り、全員で森のオブジェをデザインし、絵に描いていきます。石が川に落ちて音を出す仕掛けや空を見上げるためだけに置かれたベンチ。川の中に石や輪っかを置いておく、など。どの作品も「五感」を意識した、シンプルな形状です。第1回目の「ここに○○があったらいいな」というアイデアによる遊具や造形物とは様相がまた違っています。

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<「感じること」や「気づき」から生まれたアートオブジェのデザインの数々>


僕が考えたのは、大きさや形状、種類の違う木を縦に立て掛け、叩いて音の違いを楽しむオブジェ。森の中でありとあらゆる打楽器を叩きまくってみたい!という夢を密かに抱いています。クマ除けにもなるかもね。


1回目とは内容もガラッと変わった今回のワークショップ。「感じること」に焦点を当て、目に見えない感覚的な部分からアートを作り出し、具現化させていきました。気が付けば整備したばかりの森にはベンチやら祭壇やらヨキやら、造形物があちこちに出来上がっていました。じつはドリームキャッチャーとか、こじんまりとしたアートオブジェが出来るものと予想していた僕にとっては大きな驚きです。


講師の小池さんご自身もこの森に来てからワークショップの内容を考えていったそうです。
森の中でひとりひとりが感じる発見や気づき。想像と創造のちから、そしてそれぞれの「大好き」。各人が森の中にある木々や葉などの素材を用いて、森という舞台でそれをつきあわせて表現することで、ひょっとしたら森の中に統一されたひとつのアート作品が出来上がるのかもしれませんね。

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<いろんなものをつくりまくったぜ!イェィ!>


さて、9月17日~9月19日は第3回目の森づくりワークショップ~「循環」の森づくり~を開催いたします。講師は第2回に引き続き小池雅久さん。遊歩道と森へ渡る橋の手すりをデザイン、製作し、さらに森の循環を感じ取れる装置づくりや、さらにはロケットストーブを利用したお昼ご飯づくりも行う予定です!やった!いまから美味しい献立を考えなきゃ!

今と昔。ヒトと自然。森と森風。森とアート。子育てと循環。それぞれ異なるものを接続させる「と」になってほしいと、第2回ワークショップの最後で小池さんに締めくくっていただきました。五感と想像力をフル活用して、あなたも「と」になってみませんか?

[これまでの様子はこちらから]
第2回森づくりワークショップ 炸裂、ウーマンズパワー
第2回森づくりワークショップ その② ヨキにはからえ、四気をうやまえ
第2回森づくりワークショップ ③ 2011年森づくりの旅

峯松(みねまつ)
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Author:森と風のがっこう(NPO法人岩手子ども環境研究所)
『森と風のがっこう』
標高700m、10世帯の集落にある廃校を再利用したエコスクール。
自然エネルギーやパーマカルチャーを取り入れ、身の丈にあった循環型の生活が体験できる場づくりを進めています。
NPO法人 岩手子ども環境研究所が運営しています。

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