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自然エネルギーを楽しくまなぶデザイン ~森風流、原発に頼らない社会のつくり方?~

循環型の暮らしの「見える化」ワークショップ~自然エネルギー編~が6月30日から7月1日に開催されました。今年森と風のがっこうに自然エネルギー体験遊具やサイン看板を付けていくのですが、今回のワークショップは、楽しみながら学べるそのデザインをみんなで考えていこう、というもの。参加者の方々の森風に対する思いがデザインとして表現され、とても充実したワークショップとなりました。

講師は、森風のサマースクールなどでもお馴染みのタケちゃんこと武内賢二さん(ソーラーワールド)。3.11を経て、タケちゃん自身も様々な気付きがあったことを実体験も交えながら、伝えてくれました。
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3.11以前は自然エネルギーを(もちろん、そういうつもりではないが)ハード、設備としてしか届けてこれなかった。太陽光パネルをつけるときにも、その先に何があるのかを常に考えていくことが必要で、
タケちゃんが現地の実行部隊の一人として関わってきた「つながり・ぬくもりプロジェクト」では、電気を届けるだけではなく、被災された方々の心に明かりを灯していく事にもつながっていったそうです。
3.11は、多くの犠牲者を出したけど悲しい出来事だったけど、3.11があったからこそ、ゼロベースに立って、日本の社会を改めて創っていく必要があり、
そういう、一人ひとりの考え方や生き方を問い直すことができる場が、森と風のがっこうだと、参加者に伝えました。

タケちゃんの話を受けて、吉成が話を続けます。
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今回の見える化プロジェクトで目指しているのは「自然エネルギーのテーマパーク」。
その参考にした一つがイギリスのCAT。2010年に実際に訪れた時の写真を見せながら、見える化プロジェクトのイメージを伝えていきます。CATは、生活丸ごと扱っていて、テーマが広い点では、森風と類似しています。
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CATの一例:太陽光パネルの発電量を比べるために影を作る小道具がなんと雲の形!
(このユーモアのセンスを見習いたい!)
→先日のブログでもCATを紹介しました。コチラへ

さらに、ハンズオン展示やサインのデザインの参考として、6月のえほんの森で小人探しをした様子を紹介。見えないものを感じさせていく手がかりを参加者に伝えていきます。

また、1日目の夜には、森風自由ラジオ特別編の収録も行われました。(その内容はコチラ)
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突然出演させられた大人たちは、ほど良い緊張感の中、あっつみーの質問を受けて、森と風のがっこうに対する思いを語っていきます。収録を通して、ぼんやりと感じていたことを言語化することで、それぞれの思いが共有されていきます。

様々なインプットとアウトウップを経て、いよいよハンズオン、サインのデザインに入ります。
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それぞれ思い思いの場所で、イメージをふくらませていきます。

そして、いよいよ発表
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タイトルを幾つか挙げていくと…
・森風映写機シアター
・ピタゴラウンチ
・太陽光を使って森風の過去・現在の見える化
・自然エネルギーメリーゴーランド
・太陽光のめがね畑
・金運がつくコンポストトイレ
・トイレと循環の森をつなぐ「うんこびと」
・エコキャビンのこびとトロッコ
・自然エネルギーでジュースを作ろう
・エネルギークレーン
・薪プレス
などなど。たった数時間で考えたとは思えないほど、たくさんのユニークなアイデアが生まれました。
タイトルだけ見てても、ワクワクしてきます。どれも発表を聞いていると思わず笑いがこぼれ、かつ具体的なものばかり。

森と風のがっこうが開校した当初にも、様々なワークショップで、自然エネルギーをテーマにしたアイデアを描いてもらいましたが、その時に比べると格段に具体的で、体験者が自身の暮らし方を捉え直すことができるそうなものばかり。森と風のがっこうの循環型の生活の場が整備されたこともありますし、参加者の方々の森と風のがっこうに対する思いが強いことが充実したアイデアを生み出したのではないでしょうか。
発表した参加者一人ひとりが満足そうな顔つきをしてます。最後の感想には、充実した2日間だっとありました。

ちょうどこの週末には、首相官邸前の20万人集まったデモや大飯原発再稼働があった一方で、森と風のがっこうで今回のワークショップが開催されたのも何かの因果でしょうか。森と風のがっこうの楽しさやユーモア、心地よさからこれからの社会を描くという方法は、やり方は違うかもしれませんが、きっと根本にある思いは同じです。これからも森風らしいやり方を続けていきたいです。

今回のワークショップは、見える化プロジェクトの過程の一つです。皆さんのデザイン案を受けて、具体的なカタチをどうつくっていくのか、重要かつワクワクする作業は続きます。
次のワークショップは10月酒勾徹さんをお招きする「パーマカルチャー編」。だいぶ先ですが、今からとても楽しみです。


おまけ
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今回の料理は、森のキッチンで薪で調理しました。かまどで炊いたふっくらとしたご飯をはじめ、薪のエネルギーの素晴らしさを実感。
循環型の生活の体験から得られた気付きもデザインに反映されたのではないでしょうか。

きびーの(黍原 豊)
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森と風のがっこう(NPO法人岩手子ども環境研究所)

Author:森と風のがっこう(NPO法人岩手子ども環境研究所)
『森と風のがっこう』
標高700m、10世帯の集落にある廃校を再利用したエコスクール。
自然エネルギーやパーマカルチャーを取り入れ、身の丈にあった循環型の生活が体験できる場づくりを進めています。
NPO法人 岩手子ども環境研究所が運営しています。

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