FC2ブログ

森の自然エネルギー放送局開局! 〜サマースクール本格コース レポート後編〜

8月に開催した「いわて循環の森サマースクール本格コース」の後編です。
プログラムの後半はいよいよ自然エネルギーのラジオ放送局づくりです。レポート前編でお伝えした「循環」の体験を子どもたち自身の言葉で伝えていきます。

→レポート前編はこちらから

後半は、自然エネルギーの講師にタケちゃんこと武内賢二さん(ソーラーワールド)をお迎えして、自然エネルギーのラジオ放送局づくりが始まりました。
P1100561_1.jpg

今回は、森の中でラジオ放送局を開局します。森の中にコンセントはないので、自分たちで太陽光パネルを設置して、自分たちで貯めた電気でラジオ番組を収録します。

3.11を経て、私たちはこれからどのようなエネルギーを使い、どのような暮らしを創り上げていくのかが問われています。
「生活に必要なものは?」「エネルギーはどこから来ているの?」などタケちゃんは、子どもたちに問いかけながら、これからの暮らし方を子どもたちとイメージしていきます。
今の自分達の暮らしを見つめ直し、「こうありたい」とこれからの暮らし方を思い描いていくことが、未来を生きていく子どもたちのエネルギーとなります。
おぼろげながら、そんなイメージがおぼろげながら見えてきたところで、太陽光パネルを設置していきます。

P1100572_1.jpg
自分たちで配線をつなぎ、システムを組みます。
自分たちで太陽の位置を確認して、いよいよ通電!

太陽光パネルを設置するのは、子どもたちでもできることです。
すでに、環境と調和した技術はたくさんあります。コストの問題が取り上げられることもありますが、それより大切なこととは、これからどのようなエネルギーや暮らし方を選択していくのか、ということです。
こうやって、実際にやってみれば「なんだ、自分たちでもできるじゃん」と実感できるはずです。




いよいよラジオ番組づくりに取り掛かります。
最初に、おんちゃん(吉成)から、番組作りのレクチャーです。

P1100602_1.jpg
ラジオやテレビなどのメディアの特長から、企画の立て方、番組の構成の仕方まで本格的な話の後、あとは子どもたち自身が番組の内容をつくっていきます。

グループで頭をつき合わせて、企画を練っています。
先が見えるまでは、苦しい作業。
P1080874_1.jpg

企画や台本が出来上がってきたら、インタビューに出かけたり、BGMを選んだり、いろんな楽器を駆使して効果音を自分たちでつくったり、全て子どもたち自身の手で創りあげていきます。森の中に出かけて、川のせせらぎやトリの鳴き声など周辺の音を拾い集めていた子もいました。
IMG_0128_1.jpg




5日目、最終日。リハーサルを経て、本番のラジオ収録です。
太陽光パネルで蓄えたバッテリーも満タンです。バッテリーを森と風のがっこうに隣接するポランの森に運び、自然エネルギーによる森風子ども自由ラジオ開局です。
IMG_9319_1.jpg



森の動物たちが出演するドラマ、おなやみ相談、森と風のがっこうを紹介するCM、SFドラマ、オリジナルソングなどなど、
子どもたち一人ひとりの個性が違う様に、色とりどりのコーナーが集まりました。

DSCN0112_1.jpg

五日間で子どもたちが感じた森の中での心地よさ、森風の循環型の生活の体験、子どもたちが普段感じていることなど、子どもたち自身の言葉として、紡がれていきました。
森とともにある生活を送る中で、子どもたちは様々なものを受け取っていったようです。アドリブで出た、「木漏れ日が気持ちいですね。」というコメントからも森が子どもたちの心をひらいていく力を実感。

IMG_0140_1.jpg

自然の中で過ごすことと、ラジオ番組をつくっていくことの組み合わせは、面白い。これからも続けていきたいと思っていますが、今年のサマースクールは、5日間でようやく子どもたちが自分の中にあるものを出せるようになってきたところで終わってしまった感じです。来年はもっと長くして、被災地の沿岸に取材に出かけたり、町の人々に突撃インタビューしたり、したいなぁ。

→「森風子ども自由ラジオ」はこちらで視聴できます。

きびーの(黍原 豊)
関連記事
スポンサーサイト



コメント
コメントフォーム
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

facebook
最近の記事
プロフィール

森と風のがっこう(NPO法人岩手子ども環境研究所)

Author:森と風のがっこう(NPO法人岩手子ども環境研究所)
『森と風のがっこう』
標高700m、10世帯の集落にある廃校を再利用したエコスクール。
自然エネルギーやパーマカルチャーを取り入れ、身の丈にあった循環型の生活が体験できる場づくりを進めています。
NPO法人 岩手子ども環境研究所が運営しています。

最近の記事
最近のコメント
データ取得中...
カテゴリ
最近のトラックバック
ユーザータグ

エコキャビン 子ども 自然エネルギー 山村 カフェ森風 体験 季節 森の暮らしプロジェクト 葛巻町 スローツアー 廃校 パーマカルチャー 地域 子どもオープンデー 自然エネルギーがっこう  

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索
リンク
代表・吉成のブログ
    CalendArchive
    QRコード
    QRコード
    人気記事ランキング
    RSSフィード
    カテゴリー&RSS

    plugin by F.B