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第二回 子育て支援者および環境教育指導者研修会

合言葉は、「子育てしながら街に出よう!」

東京世田谷で子育て地域支援を幅広く手がけている「NPO法人せたがや子育てネット」の松田妙子さんを講師に迎え、7月20~21日に、第二回目となる研修会が開催されました。
今日はその模様をお伝えします

今回の参加者の皆さんは、公務員の方から特別支援学校の講師、自然学校の職員、学生さんなど、比較的若い層の方々が集まってくださり、終始アットホームな雰囲気

レクチャーのはじめは、「お天気もいいし、森に行ってみよう!」ということで、てくてく木々の木漏れ日あふれる森の中へ・・・。ひんやり涼しくて、すかすがしい空気。

森風コーチョー吉成からは、「きもちいい場所を探してみよう」という提案。

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それぞれが自分だけの“きもちいい場所”を見つけて、しばらく声を出さずに、その場、その時間、その空気感を味わってみることに。

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しばらくたってから、みんなで今感じたことなども交えながらの自己紹介。

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“きもちがいいという身体感覚”については後述しますが、実はこれが全ての基本といってもいいくらい、子育て・子育ちに通じることがあるのです(それをコーチョーは伝えたかったのですね)。

森でちょっと気持ちがほぐれたところで、いよいよレクチャースタート。

まずは講師の松田さんから、NPO法人せたがや子育てネットを立ち上げるまでのご自身の子育て経験等を紹介。

「居心地の良い場所が家以外なかった」
「自分というものがどこかへいっちゃった気分だった」
「相談したいわけじゃない、すごく困っているわけじゃない、でも大人と話したい!つながりたい!」

↑これらは当初、夫の転勤で各地を転々としながらも子育てに奮闘する松田さんご自身が感じていたこと。
まさに現在子育てまっしぐら、または子育て経験者のブログをご覧の皆さまも、共感できる点があったのではないでしょうか。

こういった子育て中に感じる孤独感、不安感、責任感などに悩む親を支えていきたいという想いに加え、なんでも一辺倒に「みんな同じ=良いこと」をモットーにしているような地元の保育園・幼稚園の保育にも疑問を感じ、松田さんは「NPO法人せたがや子育てネット」をたちあげるに至ったのです。

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「3歳未満児の90%以上が在宅で育児」というデータ(H22年度厚生労働省調べ)があるのですが、その子育て中の多くの親が「子育ては大事な仕事である」と思っていると同時に、「子育ては大事な仕事であると社会から認められている」と感じてはいない・・・という調査結果もあるのだそう。

レクチャーの中で特に印象深かったのが、「おんぶと抱っこ」の違いについて。
抱っこは、赤ちゃんが常に母親の(良くも悪くも)表情を目にすることになる、且つとても小さな母親の“テリトリー”内に身を置くようなかたちになるのに対し、おんぶは赤ちゃんが母親と同じ目線で、且つ手足も顔も動かせる自由さがある、と・・・。まちの人が赤ちゃんに触れられる自由さもありますね。
今までとくに意識したことのなかった「おんぶと抱っこ」。目からウロコでした

これ以外にも、いま社会で実際に起こっている子育ての現状や問題点などを、現場での経験もふまえて紹介してくださった他、子育て相互支援や今地域に必要な機能、そして寄り添う人となるために大切な点についてもお話ししてくださいました。


2日目

吉成コーチョーのリードで、みんなで体ほぐしからスタート!

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ペアになってお互いの体をほぐした後は、見えない縄跳びや見えないキャッチボールで遊んだり、背中で声を聞くレッスンをしてみたり・・・。「背中で声を聞くって何?」と、私もはじめはよくわからなかったのですが、“耳”で聞くのではなく“体(背中)”で聞くように意識をそこへ向けると、確かに相手の“声(意識)”が感じられるように。なんだか不思議な感覚でしたが、やってみるとおもしろい!身体感覚を呼び覚ます、とは難しいイメージがありますが、要は体と心をきもちよくときほぐして解放する・・、すると自分で感じたことを自分の体で表現できるような感覚を取り戻すことができるのです。現代の利便性と効率性ばかりを追求した社会の縮図である窮屈で孤独な子育ての現状に明るい光を灯すヒントは、ここにあるのかもしれないといった想いを感じずにはいられませんでした。

午前のレクチャー後半ではこの2日間の振り返りに加え、「“5年後の自分”と“わたしを形づくるもの“をそれぞれ考えてみましょう」という松田さんからの提案が。

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「5年後」というとあまりにリアルですが(笑)、皆さんしっかりと現実的に理想や夢を描いていて、且つそこにしっかりそれぞれの“子育て観”や“家族観”も含んでいたのが印象的でしたこうしてたくさんの若い人が、未来への展望に“子ども”や“家族”をイメージできる社会が広がるといいですね。

2日間を通して、これから“子育て世代”になる(かもしれない?!)私たちに、現代社会への警鐘と共に子育ての醍醐味や面白さ、そしてそんな明るい子育て社会づくりのヒントやアイデアをたくさん伝えてくださった松田さん、本当にありがとうございました!

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来たる第三回目の研修会も皆さんどうぞお楽しみに!

ちゃお

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第3回 8月31日(土)〜9月1日(日)
テーマ:森のようちえんで小さく起業するために必要なことは?
    デンマークと日本の違いも含めて、実際の運営方法を学びます。
講師:小菅江美(特定非営利活動法人 緑とくらしの学校 理事長、森のようちえん てくてく 園長)
詳細はコチラ!
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Author:森と風のがっこう(NPO法人岩手子ども環境研究所)
『森と風のがっこう』
標高700m、10世帯の集落にある廃校を再利用したエコスクール。
自然エネルギーやパーマカルチャーを取り入れ、身の丈にあった循環型の生活が体験できる場づくりを進めています。
NPO法人 岩手子ども環境研究所が運営しています。

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